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向島警察署主催のサンデーバイクスクール [バイク]

毎月第2日曜日。
甲府にいた頃にもちょうどこの日に交通安全講習会として、バイクの基礎技術レッスンに通っていました。
私の住む街にあるバイクショップ「Someday」で向島警察署主催のバイクスクールがあるときき、今日、参加してきました。

場所は墨田区の佐川急便駐車場。
ちょうど午前中の配送のため、佐川急便さんの車両が出払っている間にその駐車場をお借りしているみたいです。

平坦な駐車場ですから、パイロンやマーカーで進路規制をしてコースを作っています。
参加者が多かったこともあり、8の字のエリアと狭隘路セクションの出口が密着しすぎているなど、改善したほうが良いと思われる部分もありましたが、制約の中でかなり有用な練習となっていました。

メニューは 千鳥、 前(のみ)ブレーキでの目標点停止、ストレートスラローム、短距離全制動、8の字、狭隘路(蛇行)、一本橋(タイム不問)
 後半はスラローム、オフセットスラロームを中心としたコーススラローム でした。

 基本の動作について、指導員さんや警察の方(白バイ警官含む)による指導を受けることができるので、初心者には非常によい機会だと思います。


さて、こうなると、山梨のそれとの比較になりますが、
まったく異なるアプローチとも言えます。

山梨のそれは、二輪安全協会が主体なこともあり、継続して同様のメンバーが集い、互いに技術を高めあう形であるのに対し、東京のは、警察主体ということもあり、初めての参加者が、最低限の基礎的な動きをマスターできるようにとの配慮がなされているように思われました。

どちらが良いかということではないでしょう。
もちろん、山梨でも、初めての方に対しては、個別指導を含め、戸惑わないような配慮がされていますし、おそらく東京のこれも、継続して参加する人でも、新たな発見があるように、メニューを工夫したりしていると思われます。(初回なので、まだ内容は知らないのですが。)

より多くの人に、知っておいたほうが良い技術や、基礎技術の基本を知ってもらおうという、間口を広く取った東京、来る者は歓迎しつつ、継続して参加する人たちにより高い技術を習得してもらおうとする山梨。
それぞれ、より安全に、確実な運転操作ができるようにと考えた結果と思います。

あくまでも初めて参加した印象としては・・・・・
 時間が半分なので仕方ないでしょうが、各メニューにおける難易度は易し目になっています。
 千鳥も、オフセットスラロームも余裕のあるセッティングで、少々ミスしても、リカバーできる程度でした。
その分、後半にコース全体を通したコーススラロームの時間をたっぷりとり、実際の運転中の流れとして、それぞれの技術を如何に用いるかを「自分で」見出させようとしていたように思います。
 「自分で」を強調したのは、全体的に自己責任部分が大きかったように思われるためです。

たとえば、ブレーキングは別として、低速エリアである千鳥は、スターターがいませんでした。
なので、早めに次の人がコース内に入ってしまい、前の人の試技の速度によっては、コース上で時間調整(要は停止です)しているところを良く見ました。
これも、良く言えば、その試技がうまく行かなかったとしても、次には前試技者のスピードや技量をみつつ、自分の速度に必要なだけの余裕は自分で確保するという経験を積ませようとすることでしょう。
千鳥の場合、速度は極低速ですから、追突ということもないでしょうね。

コース規制も案外甘く、「これ以上外側に膨らんだらアウト!」という規制はされておらず、少々不安でしたが、そうなれば、周りの状況をみて、「ここまでならば大回りにしても問題ない」という範囲を自分でチェックすることとなるわけで、実際の市街地走行の場合に必要とされる判断に近いものともいえましょう。

もっとも、技術面ではかなり甘くセッティングされていることから、初回参加者の立場を基準としているようなのに、そこまで高度な判断を要求するのって 若干バランスを欠いているようにも思えるのですが。
それとも、ふつうの範囲なら平気なギリギリのセッティングだったのでしょうか。
そのあたりは今回始めての参加では十分なところは判らないので、今後、見て行きたいと思います。

あ、来月8月は休みだそうです。
その間にRTになれておかなくちゃ・・・・(RTで出る気か?!)



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