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アイサイト 使用実感 [ドライブ]

レガシィが納車されました。
今回、補助金やら減税やら、近い将来に車を更新するとしたら、後悔すると思ったので、サイクルからは少し早だったのですが、買い替えを行いました。

安全のマージンをとって「ぶつからないクルマ」の宣伝で有名な アイサイト搭載車にしました。
正直なところ、まあ、いざというときに 止まらなかったとしても衝撃が緩和されればいいや くらいに思っていたのですが、試乗した際、クルーズコントロールにしておくと、かなり遠くからでも前の車両の存在を認識し、その速度に見合った減速をしたので、購入に踏み切りました。

実際のところは、プリクラッシュブレーキに関しては、途中でドライバーがハンドル操作やブレーキをかけると、ドライバーの意思優先になるので、ぼんやりとそういった操作をしていると、働きません。
まったくボーっとしていたときや、軽い居眠り状態のときくらいしか、作動しないでしょうね。
ただし、交差点で曲がろうとする前車との距離が詰まった場合などは、第一段階のアラームが鳴ることはしばしばなので、車線逸脱アラームとあいまって、状況把握にはよいようです。
長距離を走ってみて感動したのが全速度追従クルーズコントロール。
プリクラッシュブレーキはお役所の指導で、ギリギリ直前にガッツンブレーキで止まるようにしているそうですが、クルーズコントロールに関しては滑らかな減速・加速で、不自然さが少なく、乗り心地も良いです。
3段階の車間距離を選択でき、一番近いモードだと、渋滞時にも、割り込まれたり、発信が遅れてイラつかせたりすることもなさそうです。なによりも、クルーズコントロール中は、停止していてもクリーピングが発生しないので、安心していられます。
停止後2秒だったかな。ある程度停止していると、発信時にはアクセルを踏むか、コントロールのリジュームが必要になりますが、止まってすぐに発進するような場合には、何事もなかったかのように自動で再度走り出してくれます。低速でノロノロと走り続けるタイプの渋滞では非常に重宝しました。
ちなみに、軽い減速時には強めのエンジンブレーキくらいの減速で、済みますが、強めの減速時には、ちゃんとブレーキランプも点灯するので、後ろの車からも、ちゃんと減速がわかるようになっています。
苦手なのが、割り込みや合流。カメラの範囲外からの進入時には、自動の速度調整が効かないので、とくに間に入れてやろうとするときには、当然ながらドライバーが操作することになります。
合流部分で前の車が加速すると、(設定速度の範囲で)これに追従するので、外から見ると、進入を拒むために加速したように見えるかもしれませんし、一定速度で走っているつもりになっているドライバー自身も違和感を覚えます。
そして、なぜかわかりませんが、車間距離が短い状態で、前の車が左折した場合などは、クルーズコントロールのセットが外れます。たぶん、カメラ外の至近距離に車が止まってしまう場合などに備えてのことだと思うのですが、「なぜここで(クルーズが)外れる?」と感じることもあります。

あとは、当然ながら、右左折時や信号の変わり目では、車にとっては前の車がいなくなった状態なので、加速しようとします。そこでは、しっかりとドライバーが運転すべきですね。特に、前車が信号無視気味に交差点を通過した場合など、そのまま追従したとしたら、かなり危険なことになります。
いままでの(一定速)クルーズコントロールならば、どのみち減速しているのでコントロールが切れますが、アイサイトはちゃんと減速するだけに漫然と走っていると、そんな場合でも追従してしまうので、ご注意を。ここはメーカーもわかっていて、「アイサイトに頼った運転をしないように」という注意書きがこれでもかー とばかりにいたるところに張られています。

で、不満なところ。
今までは、光の波長によってまぶしさを軽減するワイドルームミラーを使用していましたが、アイサイトのカメラが両側にあるので、ワイドミラー自体、付けることができません。これは誤算でした。ルームミラー式のレーダーでも付けていたら使えなくなっているところでした。
メーカーオプションのナビは、高速道路では地図を表示せず、道路図での表示となります。今どんなところを走っているのかがわからず、つまりません。二画面で、小さなほうには表示が可能ですし、カスタマイズで地図を表示できるようにもできるのですが、標準のまま使っちゃう人も多いんじゃないでしょうか。
あと、危険防止のためなのでしょうが、フロアマットが小さめです。
レガシィに乗る人は、そこそこアウトドアにも使うのではないかな。もうすこし大きなもののほうが汚れの心配がなくてよいと思うのですが。メーカーは、そういう人はアウトバックを選ぶと考えたのでしょうか。
あとは、個人的な理由ですが、アウトバックからの乗り換えだと、車軸間の地上高が少なく、また、フロントの形状から、すぽいらー部分を擦ったりしないかとキャンプサイトなど、不正地に乗り入れる際が、非常に不安です。ライフスタイルからはアウトバックがよかったのでしょうが、機能の差に比べて高額だと感じたのと、今回のアウトバックの乗り味が会わなかったため、ツーリングワゴンにした経緯があり、割り切ったつもりではありますが、微妙に影響しているようです。
ああ、気に入らない点がもうひとつ。電源として用いるシガーソケット(シガーライターはついていません。)がコンソールにひとつだけであること。煙草用ではなく、電源として認識しているのであれば、前に2つ、後ろ(カーゴルーム可)に1つくらいほしいところです。そんなオプションがあったように思いますが、コストダウンのためかなあ。前よりも減っているのは[バッド(下向き矢印)]ですねえ。

全体としては、これは楽だし、(アラームに慣れるまでは?)安全です。
特に、疲れが出たころには、車線逸脱アラームが役に立ちます。自分の運転がラフになっているのに気づかせてくれますから。ちなみに、車線逸脱アラームは、時速40km以上でウインカー(レーンチェンジャでも○)を作動させずに道路の白線をまたぐとピピピと鳴ります。なので、右左折しようとしている車を避けて走行する場合などにも鳴るので、このときにはうるさいなあと感じてしまいますので、アラームをカットしたくなるかも知れませんが、いざというときには役立つので、カットしないほうがいいと思いますよ。

最後に、燃費もよくなりました。



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